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粘土でつくった香立て

香立てを作ってみた(素焼き調ねんどで)

耐熱性がないのは分かっているのだけど、作ってみた。
素焼き調粘土、扱いがすごく楽。早く乾く。
一番最初に作ったラフレシア…みたいな花、これは粘土の分量が他の2つより多かった分、乾きが悪かった。
ま、どちらにしても、この上で線香焚くと焦げます!
オーブン粘土で試してみるといいかな。

秋明菊

香りは聞くもの

匂いを嗅ぐ、香りを嗅ぐ…「嗅ぐ」が一般的。
音を聞く。便りを聞く。でも香りは聞かないなぁ…と、香司講座で習いながらも、なかなか「香りを聞く」と言えなかった。
「嗅ぐ」が不粋な感じがするのはたしかだけど、「聞く」は気取ってないかい?と。

だいいち、最初は数ある香原料の何がなにやら、どれがどんな香りなのか区別がつくようなつかないような…そんな具合なので、「聞く」まで至っていない!
でも不思議と回を重ねるごとに、香りの違いがわかるようになり、ブレンドされた香りを嗅ぎ分けられるようになります。神経を集中させて香りを味わうのは、「聞く」という単語がぴったりします。

「聞かせてください!」と、生徒仲間や先輩香司さんの作った香りを聞かせてもらうと、毎回発見がありました。自分と自分じゃないひとの違いを実感し、香りの無限の可能性にワクワクしました。

香りを聞くといったら、香道の「聞香」や「組香」も外せません。
コロナ緊急事態も明けたことだし、近いうちに香道を体験しに行ってみようかと思っています。

印香

印香って何さ?

サイトを作っているんですよ。どのサイトって、このサイトを。
…と、お香司さんのサイトがこんな品性のカケラもない文章でいいのか!?という問題はさておき、
「印香」という投稿カテゴリを作成して、さあスラッグを付けようとなったところで。

はて? 印香って英語でなに??
(スラッグはURLとして表示されるリンク。2バイトの日本語のままではURLをコピペした際に%e5%8d%b0%e9%a6%99とかになってしまうので、英語表記にしましょうね、というヤツ)

注釈を間に入れてしまったので、もう一度。
 はて? 印香って英語でなに??

おそらく「香」という時点で「incense stick」線香なんですね。
印香でも「incense stick」と変換されます。
線香は、燃やすもの。直接火がつくもの。
でも、印香は温めて香りを出すもの。空薫物(そらだきもの)です。

ちなみに、英語翻訳にはDeepLさんを使っています。
じゃあ「空薫物」はというと、なんと「empty words」ですって!
ちょっとカッコいいじゃないですか。
言葉はいらない、そこはかとなく漂う香りをただ聞けばよい…みたいな。

当サイトの最初の投稿がコレでは先が思いやられる気が少々しますが、なんとか続けてみます。
気が向いたらお付き合いくださいませ。

そんなわけで、結局「印香」の英語表記問題は、当サイトでは「inkou」にしちゃいました。
他サイトでは違う表記にしているかもしれませんが、まぁとりあえずは。

なお、手作りお香の体験教室、単発もの、シリーズもの、ワークショップなど色々企画していきますので、香ご期待!!